口福通信 ♪

無意識に噛んでいませんか？

TCH（トゥース・コンタクティング・ハビット）とは、「歯列接触癖」といい、継続的に上下の歯を接触させてしまうお口の悪い　”癖”をさします。原因不明の歯の痛みがある方は、TCHかもしれません！

TCHが招くトラブル

◆歯が割れる、摩耗する　修復物の脱離や破損　◆知覚過敏　◆歯周病　など

他にもこんな症状があったら要注意！

◆舌に歯の痕がついている　◆頬の内側に咬合線がある　◆下あご内側に骨隆起がある

もしかしてあなたもTCH？チェックしてみてください！！

　１．口を軽く閉じて、上下の歯を噛む

　２．唇を閉じたまま、上下の歯をゆっくり離す

この状態に違和感を感じる、唇まで開いてしまったこんな人は、TCHの可能性大！！

どうすればなおせるの？

いつTCHをしているかを把握する。TCHをしていることを意識して、気付いたらやめる。癖なので直しにくいですが、少しずつ癖を減らしていきましょう。

風邪やインフルエンザが流行し始める寒い季節がやってきましたが、今年は 新型コロナ
ウイルスの感染予防も含め マスクの着用や手洗い、うがいなど 例年以上に気を付けて
いる方が多いと思います。
当院でも、院内の除菌や殺菌消毒を徹底することはもちろん、スタッフ自身とその家族も
感染予防に努めています。

その 感染予防の一環の「うがい」　みなさんはどのようにされていますか？
洗口剤などを使用してうがいをされている方が多いと思いますが、実はその「うがい」の
方法で自分自身や周りの人への感染リスクが上がってしまうことがあるんです。

うがいをする時、お口の中から多くの飛沫（エアロゾル）が空気中に放出されて、
吐き出す洗面台やその周辺にあるタオル・歯ブラシなどを汚染してしまうリスクがあります。
感染予防のための「うがい」で感染リスクが上がるなんて・・・意外ですよね。

でも、「正しいうがいの方法」でうがいをすれば大丈夫！
正しいうがいには ４つのポイントがあります。

１．手を顔に密着させてうがいをする
　２．できれば ティッシュペーパーで口を覆ってうがいをする
　３．静かに吐き出し、洗面台の汚染を少なくする
　４．うがいの後は 手を洗い、洗面台を洗い流す

ほんの少しの気遣いで、自分自身や周りの人への感染リスクから身を守ることが出来ます。
あなたも 正しいうがいの方法を取り入れて、寒い冬を元気にお過ごしください。